下肢静脈瘤シリーズ 第4回(全5回)

こんにちは☺

今回は弾性ストッキングについてお伝えします。

弾性ストッキングは、下肢に適切な圧勾配(圧の強さ:足首>ふくらはぎ>太もも)のついたストッキングで、下肢の血流を心臓に戻そうとするふくらはぎのポンプ機能をサポートしてくれます。

弾性ストッキングを使用するうえで重要なポイントは、適切なサイズ着用方法で使用することです。
サイズは、ふくらはぎと足首の周囲、足のサイズによって選びます。

膝下までのハイソックスタイプが一般的ですが、太ももまでのストッキングタイプやパンストタイプもあります。
圧が強くて履きにくい。とやめてしまう方がいらっしゃいますが、適切な着用方法で練習すれば、履きやすくなります。

受診時に看護師から着用方法、管理方法をお伝えします。

使用中に困ったことがあれば、受診日でなくても お電話やご来院でのご相談もお待ちしております。

当院では、複数の種類の弾性ストッキングを揃えていますので、お仕事でスーツを着る方、スカートを履く際にストッキングを履く方、皮膚に不安のある方もご相談ください。

 

次回の下肢静脈瘤シリーズでは、日帰り手術(レーザー治療)についてお伝えします。