診療科目
外 科
外科というのは侵襲的な治療を得意とする診療科です。
侵襲的な治療とは、ある程度患者さんの体に直接的な負担をかける治療のことで、代表的なものが手術になります。
当クリニックには高度な機能の手術室や入院設備はありませんが、傷の縫合や切開排膿、異物除去などの簡単な手術や処置には対応が可能となっています。当院では対応できかねるような症例についても、適切なタイミングで適切な治療が受けられるように近隣の総合病院等と連携しながら、病態管理をしていきます。
また、手術を得意とする外科には、外傷の専門家としての一面もありますので、外傷の治療や傷の処置なども行うことができます。
内 科
手術を得意とする外科に対し、内科は投薬などの非侵襲的な治療を得意とする診療科ということになりますが、一般的にクリニックの内科のイメージはいわゆる「かかりつけ医・家庭医」になるかと思います。
発熱や下痢、嘔吐、食欲不振、痛みなどのはっきりとしたものから、気分不快や倦怠感など漠然としたものまで、身体上で気になることがあるときは、まず当クリニックにご相談いただければと思います。
特に動悸、息切れ、脈の不整(脈がバラバラ、脈がとぶ)、下肢の痛みやしびれ、冷え、むくみ、だるさなどは、当クリニックの専門分野である心臓・血管系との関連が高い可能性があります。また高血圧や糖尿病などの生活習慣病も、心臓血管疾患と関連性が高いことが知られており、経過を観察するうえで、当院の専門性をお役立てできると思います。
血管外科
血管外科は、外科の名を冠していますが、脈管疾患を総合的に診療する科となります。
脈管とは、血管の動脈と静脈にリンパ管を合わせた総称で、この3つが、血管外科の「対象臓器」ということになります。具体的には動脈がどんどん膨らんでくる「動脈瘤」、動脈硬化によって血流障害をきたす「抹消動脈疾患(閉塞性動脈硬化症とも言います)」、血液の逆流によって足の静脈が怒張する「下肢静脈瘤」、血管の中で血液が固まってしまう「動脈/静脈血栓症」、リンパのうっ滞によって足がむくんでしまう「リンパ浮腫」などの病気が血管外科で取り扱う代表的な疾患となります。これらの疾患は血管外科以外ではなかなか扱われませんが、決して珍しい病気たちではありません。血管のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
日帰り手術
当クリニックでは局所麻酔で行えるような手術に対応できますが、特に専門の血管外科領域では、下肢静脈瘤の手術を日帰りで行うことができます。レーザーを用いた焼灼術や、小切開法による静脈瘤切除術、薬剤注入による効果療法など、幅広く対応しております。足の静脈の怒張や、足のだるさ、むくみなどでお悩みの方は一度ご相談ください。
下肢静脈瘤(下肢静脈瘤)とは
こんな症状…
ありませんか?
・足の血管がぼこぼこしている
・足がつる、むくむ、疲れやすい
・寝ているとき、明け方に足がつる
・足にこむら返りが起きる
・皮膚が黒くなる、かゆくなる
まずは当院までお気軽にご相談を
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